奥深かった珈琲の世界/松本モデルハウス
こんにちは!
とっても暖かな10月最終週を迎えています。
10月から12月は陰暦の冬にあたりますが、
この時期の暖かさ、小春日和と言い冬の季語でもありますね。
モデルハウスでもこの時とばかりに多肉植物たちに
日光浴してもらっています。
気持ちよさそう( ^ω^)・・・
お日様の栄養をたっぷり吸収して冬を乗り越えてほしいです。
♪♪
さて、穏やかなお天気に恵まれた中、
松本モデルハウスでは珈琲講習会を開催いたしましたよ~。
当初6名の予定でしたが、やむなきご事情で4名での講習会となりました。
三澤珈琲松本店の三澤店長さんに講師の先生としてお越しいただき、
少人数ならではの和やかさの中での講習会となりました。
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先生いわく、
珈琲は無理をせず、気楽に続けられる方法で楽しむのがいい、とのこと。
仕事で忙しい日の朝は、
コーヒーメーカーなどを使って簡単に。
時間のある休日は、ゆっくりハンドドリップして味わう。
珈琲で始まる一日、とてもナチュラルに過ごせそう。肩肘張らずにね。
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そんな導入のあと、焙煎度合いによる豆の見た目の違い、
味の特徴、などをやさしく教えていただきました。
手前から、生豆、浅煎り、中煎り、深入り。
香りや色の違いが見た目ではっきりわかります。
さらに先生が実際に珈琲を抽出してくださり、
違いを自分の味覚、嗅覚、で確かめることができました。
普段なかなかできない珈琲のテイスティングです。
ひとりひとり、自分の好みの珈琲の味をさがすことができます。
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では先生による珈琲の抽出の様子です。
手挽きのミルで豆を砕きます。
この時点で、珈琲豆のいい香りが漂います。
電動グラインダーもいいですが、
のんびりできる休日にはやはりゆっくり手挽きがいいですね~。
手挽きのミルは、アンティークなデザインのものが色々あって、
珈琲を飲まないときも素敵なインテリアになりそうですね。
挽いた豆を軽く湿るくらいのお湯で蒸らします。
美味しい珈琲のためのとっても大事なひと手間です。
挽きたてならではの盛り上がりです。
この蒸らしによって珈琲のアクを浮かせます。
カップケーキみたいに膨らんでおいしそう。(*’▽’)
泡はアクなので沈み切らないうちに湯を足していきます。
先生によると、浅煎りはすばやくいれることで、よりフルーティーに軽やかに、
深煎りになるほどゆっくり丁寧にいれてコクを引き出していく、とのこと。
先生の淹れ分けた珈琲の味は明らかに違っていました。
珈琲の酸味が苦手という方、私もまさにそうだったのですが、
いわゆるマイナスの酸ではなく、
鮮度のいい珈琲のフルーティーな酸と香りを
初めて体験しました。
珈琲は酸味をこそ味わうもの、と先生がおっしゃっていましたが、
ちょっとだけ珈琲の酸を味わえた気がします。
このあと、ひとりひとり自分で好みの豆を挽き、
ハンドドリップに挑戦しました。
みなそれぞれ美味しく抽出することができ、
三澤珈琲さんのケーキとともに味わいました。
限られた時間の中でしたが、
先生の豊富な知識と経験をわかりやすく伝えていただき、
農作物としての珈琲豆ゆえに、
産地の人と風土によりそれぞれ異なる味を持つ珈琲豆、
というものについて、少しだけ思いを馳せることができた気がします。
「珈琲豆の向こうには必ずそこに関わるたくさんの人がいる」
「珈琲は産地の人びとが手塩にかけた農作物である」
そう思うと珈琲の味わいもより一層深まる、いい講習会になりました。
日曜日のお忙しい時間にも関わらず、
少人数の講習を快く引き受けてくださった
三澤店長さんに、この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
♪♪
今日参加できなかった方々も、
また機会がありましたらぜひどうぞ。
松本モデルハウスでした。
ではまた。